無料で使える勤怠管理システム25選!お試しにおすすめの厳選サービスをご紹介
勤怠管理システムは無料で利用できるものも数多くリリースされています。その多くには制限がかかっていますが、会社の特色に合わせて適切なシステムを導入すれば低いコストで効果的な業務効率化が期待できます。
勤怠管理システムは無料でも大丈夫?
無料の勤怠管理システムというとその機能に不安を感じる方もいるかもしれません。
たしかに有料の勤怠管理システムと無料の勤怠管理システムには、操作性や搭載されている機能の数などで大きな違いはあります。打刻のシステムや追加の機能がほしいのであれば有料システムが向いているかもしれませんが、基本機能だけ十分だからコストを抑えて利用したいと言う方には無料の勤怠管理システムをおすすめします。
無料の勤怠管理システムの実用性とは?
無料だからといって、動作にバグが発生したり勤怠時間の計算を正しく行ってくれなかったりというような致命的な不備はほとんどありません。あまりに質が悪ければ有料プランへの移行の可能性は低いですしそもそも企業としての信頼が大幅に下がってしまいます。
一部の機能に制限がかかっているだけで、勤怠管理システムの基本的なサービスは通常通り利用できます。
勤怠管理システムを無料で使える理由とは?
無料の勤怠管理システムの多くは有料プランが用意されており、そちらへの導入によって収益を得ているケースが多いです。
その他のパターンとしては、新たなマーケットに参入し顧客を獲得するために無料にしているサービスや、カスタマイズで収益を得ているサービス、広告収入で収益をまかなっているサービスなどもあります。
永久無料の勤怠管理システム一覧【タイプ別】
永久無料で使える勤怠管理サービスには主に以下の5つの種類があります。
利用できる従業員数の制限
利用できる機能の制限
データ保存期間、データ容量の制限
広告表示の制限
サポートの制限
それぞれ異なる制限がかけられているので、1つずつ確認していきましょう。またこちら複数の制限が同時にかかっているサービスもあります。
利用できる従業員数の制限あるタイプのシステム
こちらの利用できる従業員数に制限がかかるパターンが最も多いです。5人〜10人程度までは無料のサービスが多いですが、中には100人まで無料となっているサービスもあります。
人数が少ないうちは無料で利用でき、企業が成長したら有料プランへの変更で対応できるため、中小企業に向いているタイプと言えます。上限を超えた人数の分だけ基本的には料金が発生します。
スマレジ・タイムカード(株式会社スマレジ)
POSレジシステム「スマレジ」を展開している企業の無料勤怠管理システム。30名まで無料で利用でき、追加機能を搭載した有料版も存在します。
フリーウェイタイムレコーダー(株式会社フリーウェイジャパン)
会計ソフトなど様々なクラウド型サービスを展開しています。無料で利用できるのは10人までです。
ユビキス[UBIXS](株式会社バイオビズ)
無料で100人まで使えるのが魅力の勤怠管理システムです。無料版でもFelicaに対応しているなど不正打刻の防止に力を入れており、有料版では認証パターンが増えたものが用意されています。
ポチ勤(Pochikin)
50名なでなら無料で利用できるのものの、それ以上の人数は有料プランでも対応できない点が特徴的なサービスです。
ジョブカン勤怠管理(株式会社Donuts)
10名までなら無料で利用できます。比較的シェアの大きい有名サービスです。
e勤怠(ライジングテクノ株式会社)
こちらも無料で10名まで利用できる勤怠管理サービスです。
Zoho People(ゾーホージャパン株式会社)
アメリカに本社を置いている企業の勤怠管理サービスです。複数の言語に対応しているのが特徴で、無料で5人まで利用できます。
ココダス・USBタイムレコーダー(ココダス株式会社)
カードリーダーを用意することでICカードでの打刻が可能になる勤怠管理サービスです。無料は5名まで。
タブレットタイムレコーダー(株式会社ネオレックス)
勤怠打刻を行うタイミングで、顔写真の撮影やビデオメッセージの再生ができたりする従来のサービスとは一風変わった機能が特徴です。無料は3名まで。
Hachikin(株式会社ZEALOT)
無料は2名まででありながら、経費精算機能も搭載しているなど使い勝手のよいサービスです。
利用できる機能の制限あるタイプのシステム
勤怠打刻などの基本的な勤怠機能は利用できるものの、データのダウンロードやシフトの印刷などの追加機能に制限がかかっているタイプのサービスです。
いきなり有料のシステムを導入するのは怖いけれど、いったんエクセルやタイムカードでの勤怠管理からは卒業したいと考えている企業にはぴったりです。追加で料金を支払うことで制限されていた機能を解除できるため、おためしとしての利用から本格導入までもスムーズなのが特徴です。
ジョブカン勤怠管理(株式会社Donuts)
無料プランのままだと、同企業が展開する給与管理ソフトとの提携やデータダウンロード、シフト印刷などの機能が利用できません。
IEYASU(IEYASU株式会社)
時間単位有給などの機能が無料のままでは利用できなくなっています。
就業奉行10(株式会社オービックビジネスコンサルタント)
無期限の無料体験を行えるサービスです。データバックアップ等の機能に無料だと制限がかかってしまいます。
データ保存期間・容量の制限あるタイプ
データの保存期間は1ヶ月〜1年間で制限されていることが多いです。法律では出勤記録を3年間保存することを義務付けているため、データを抽出し別途保存しておくことが必要になります。
ジョブカン勤怠管理(株式会社Donuts)
保存期間は30日間となっているサービスです。
IEYASU(IEYASU株式会社)
1年間の保存期間が保証されているサービスです。
e勤怠(ライジングテクノ株式会社)
30日間で10MBまでのデータを保存できる勤怠管理サービスです。
広告表示の制限あるタイプのシステム
無料プランだとずっと広告が表示されているシステムもあります。たとえば「IEYASU(IEYASU株式会社)」は無料プランだとバナー広告があるものの、無料プランに変更することで広告が一切なくなります。
サポートの制限あるタイプ
無料のままだとサポートが受けられないというタイプのサービスも存在します。不明点があった場合には自分でリサーチを行って解決する必要があります。サポートが必要ないような基本的な機能しか使わないという場合にはこちらのタイプでも十分でしょう。
またインストール型の無料勤怠管理システムでは、サポートがないかわりに永久に無料で使えるタイプも存在します。バージョンアップなどの対応は難易度が高いですが、専門知識のある人が社内にいる場合には、自社で解決して永久に無料で利用することも可能です。
IEYASU(IEYASU株式会社)
サポートが無料版ではないものの、有料版だとオンラインでサポートを受けられるようになります。
フリーウェイタイムレコーダー(株式会社フリーウェイジャパン)
無料版だとサポートが一切ないものの、有料版だとメールまたは電話でサポートを受けることができます。
MosPオープンソース勤怠管理(株式会社マインド)
比較的めずらしいオープンソース型の勤怠管理システムです。自由にカスタマイズできるうえに、サポートを受けなければ完全に無料で利用できます。
2ヶ月無料の勤怠管理システム
2ヶ月間だけならば機能をフルに活用できる勤怠管理システムです。無料期間はあくまでお試しとしての位置づけなので、本格的な導入を検討している場合にはおすすめできるシステムです。社内にシステムの有用性をアピール上でも効果は大きいでしょう。
シュキーン(株式会社インフィニットループ)
クラウド型勤怠管理システムです。2ヶ月間は無料でフル機能を利用できます。
Airシフト(株式会社リクルートライフスタイル)
こちらのクラウド型で、利用開始月とその翌月は完全無料で利用できます。
followスマートタッチ(NTTコムウェア株式会社)
無料お試し期間が60日間と明確に設定されているシステムです。
kincone(株式会社ソウルウェア)
クラウド型で、申込月とその翌月は完全に無料で利用できます。
無料の勤怠管理システムのまとめ
勤怠管理システムは無料だと機能に制限がかかっていたり不便だったりという印象を持つ方は多いですが、会社に合わせて的確にサービスを選べば無料でも十分有効に勤怠管理システムを活用できます。まずはお試しの意味でも気になったシステムを検討するのはいかがでしょうか。
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