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経理の将来性はAI/RPAで真っ暗?現役経理が徹底解説!

RPA,AI,経理

AI(人工知能)が職場に浸透しつつあります。近い将来、経理の仕事も自動化(RPA)によってかなりスリム化されることが考えられます。

すでに経理業務に従事している人、これから経理業務に就こうとしている人からすれば、「経理の仕事って、そのうちなくなってしまうのでは?」」と不安に思うこともあるのではないでしょうか。

そうなると、経理をしたくて入社したはずなのに、営業部をはじめ、他の部署に異動させられる可能性も高くなることでしょう

そこで、自動化(RPA)によってなくなるであろう経理業務を取り上げ、スリム化された経理部がどのような業務にシフトしていくべきかを解説します。
私自身が経理として長年勤めていた中で感じたことを中心にしています。

また、将来業務がますます自動化されるとはいえ、人間にしかできない業務は残ります。
例えば、分析・サポート・チェックなどが挙げられます。

進化していくプロセスの中で、経理担当者としてどのように対処していくべきかを「3つのステップ」としてみていきたいと思います。

自動化(RPA)で将来消える3つの経理業務

①交通費精算

全社員の交通費伝票を回収し、計算することは、会社全体の経費管理をしていく上で、金額自体がそれほど高額になることがなくても、意外と手間がかかり、経理部の大きな負担となりがちです。提出期限日までに交通費伝票を提出しない社員もいるでしょうから、催促することも経理部の仕事となります。

経理部以外の社員からすれば、「交通費伝票に時間を割くほど暇じゃない!」と思っているかもしれません。特に繁忙期ともなると、ますます協力を得ることが難しくなってしまうでしょう。経理部の社員を悩ませ、他の部署の社員にも面倒をかけている交通費精算の業務は、すぐにでも自動化すべき業務と考えられます。

②立替金精算

立替金精算も、会社全体の経費管理上、重要度が高くないにもかかわらず、経理部の負担が大きくなりがちな業務です。提出された領収証を一枚ずつチェックし、その内容が合っているか、合計金額が間違っていないかを手作業で進めていくと、特に社員数の多い会社では膨大な時間を取られてしまいます。

経理部以外の社員からすれば、領収証を保管し、月に一回まとめて立替金伝票として提出するのは面倒です。交通費伝票と同じく、立て替えれば立て替えるほど自分自身のお金が減っていくわけですから、積極的に動こうとするモチベーションを下げてしまいかねません。

経理部としては、会社で負担すべき費用なのかどうかをしっかりチェックするためにも、そして認められた経費であればなるべく早めにその社員に精算してあげられるように、立替金精算の集計業務自体は自動化すべきです。

③仮払金精算

仮払金精算の業務も、小口現金のやり取りがあるため、経理部の負担が大きくなりがちです。プロジェクトごとに出費が予想される際、事前にプロジェクト担当者に仮払金(現金)を渡し、領収証と残金の管理をしてもらいます。現金管理が伴うため、プロジェクト担当者も負担になりがちです。

仮払金精算は現金管理にかかわる部分ですので、疎かにすることもできません。かといって、会社全体としての経費管理上、それほど重要度が高いわけでもありません。自動化できるところは自動化し、現金管理もICカードでチャージ金額の上限を設定するなどして、経理部とプロジェクト担当者のそれぞれの負担が軽減できるように対処していくべきでしょう。

将来、重要性が増す3つの経理業務

今後、経理部の業務がどんどん自動化していけば、経理部の必要人員は少なくなっていくのでしょうか。もちろん、今までの業務だけをするのであれば、自動化によって経理部の人員は減らされてしまいます。でも、経理部として新たな業務に取り組むことができれば、より重要度が増していく可能性もあります。

その1:「チェック機能」

計算作業、仕訳入力等、単純作業に時間を割かれる時間が減ると、チェック機能としての役割がますます高まっていきます。

交通費伝票は正しく申請されているか、立替金伝票は会社が負担すべき領収証のみ申請されているかをチェックし、不正がないかを漏れなくチェックします。

また、決算数字に誤りをなくすため、収集する情報に漏れはないか、仕訳内容に誤りはないかなど、チェック機能を高めていくことができれば、経理部の将来は開けていくと言えるでしょう。

その2:「分析機能」

正しく情報収集し、正しく仕訳を行うことができれば、財務諸表分析の精度も高まっていくことでしょう。決算業務や財務諸表の作成にとどまらず、財務諸表を通して経営分析を行い、問題点を経営陣に提案することができれば、経理部の重要度はますます高まっていきます。

特に売上原価や経費の内容を精査することは、経理部のかなめとなる部分です。原価が高騰していることをいち早く察知すれば、早めに上司に報告し、別の購入先を提案することができれば、経理部の存在意義はさらに高まります。

その3:「サポート機能」

経理部は、正しく情報収集ができているか、誤りがないか、不正がないかをチェックすることに主眼が置かれます。そのため、きちんと対応してくれている社員にお礼することはなく、きちんと対応してくれない社員には個別に指摘をすることが習慣化しているかもしれません。

交通費伝票や立替金伝票などの管理を自動化すれば、社員ごと、部署ごとに経費計上した金額の推移や申請内容を簡単にチェックすることができます。

そして、一部の社員や一部の部署に業務の負荷が集中していることが推測できるかもしれません。そのような場合、上司に報告し、改善すべき内容を積極的に提案することで、経理部として社員の皆さんのモチベーションが高まるようなサポート機能を発揮できるようになります。

このような役割は、AIによって奪われにくいところでしょうから、ますます重要度が増していくことでしょう。

今後、経理担当者としてどのように対処していくべきか

それでは経理部として、「チェック機能」「分析機能」「サポート機能」を充実していくためには、どうすればよいでしょうか。経理担当者が対処すべきこととして、3つのステップを見ていきます。

経理担当者が対処すべきステップ1:「経費伝票の見える化」

交通費伝票、立替金伝票、仮払金精算等、経理伝票の業務をできるだけ手間をかけずに処理できるよう自動化(RPA)します。交通費や立替金(領収証)はその日のうちにスマートフォンから送信することにすれば、紙の伝票を提出する必要もなくなります。

また、社員個々も自分自身の経費申請金額の推移、申請内容を確認することができるようになれば、経理部以外の社員さんも経費管理の意識を高めてもらうきっかけになるかもしれません。

本社に戻らないと経費伝票を申請することができない状況から、いつでもどこでも申請できるようになれば、経費管理はスムーズに進み、経理部のチェック機能が高まっていくことでしょう。

経理担当者が対処すべきステップ2:「売上高、売上原価、経費、借入金等の見える化」

経理部へできるだけ早く、できるだけ正確に情報が集まってくるような自動化(RPA)を進めていきます。

漏れなく、より早く、より正確な情報収集をすることができれば、資金繰りの精度も高まり、例えば手形決済日のギリギリで慌てて対応するリスクもなくなります。

売上高の情報、売上原価の情報、経費の情報、借入金等の情報を自動化で常に収集することにより、経理部として分析機能を高め、経営分析を的確に行うことを通して経営陣の参謀役としての役割が高まっていくことでしょう。

経理担当者が対処すべきステップ3:「部署ごと、社員ごとの仕事状況の見える化」

情報収集に自動化(RPA)を積極採用することで、部署ごとの経費計上の推移、社員ごとの経費計上の推移も確認することができるようになります。

経費計上の推移、経費伝票の内容などの確認を通して、部署や社員個々がどのような仕事に取り組んでいるのかが見えてきます。

部署ごと、社員ごとの動きを把握しつつ、社内環境の改善を提案し、実行することで、会社全体のモチベーションが向上するようなサポート機能の役割が高まっていくことでしょう。


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