フリーウェイ経理liteの評判(評価)や口コミを徹底解説!
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- 手書きの経理はそろそろ限界。
- 会計ソフトの導入を考えているけれど、どれも数万円以上するものばかりで無駄遣いにならないかどうか心配。
- 安くてパソコン初心者でも使いやすい会計ソフトってどれ?
- コスト減のために会計をちゃんとやりたいけれど、会計ソフトそのもので出費が出るのは本末転倒だと思う。
- エクセルでもできるらしいけど、会計ソフトを使う意味って本当にあるの?
このようなお悩みをお持ちの方で利用が増えているのが、フリーウェイ経理liteです(2019年6月現在で16万3049人の人が利用しています)
この記事では、フリーウェイ経理liteを実際に利用している方の口コミ評判を紹介いたします。
初めて会計ソフトの導入を検討している方向けに、会計ソフトの選び方を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
(執筆者は経理財務の実務経験が10年以上あります)
フリーウェイ経理liteは完全無料で使える会計ソフト
フリーウェイ経理liteの最大の特徴は、導入から日常操作まで全て完全無料で使えることです。
通常の会計ソフトは月額料金などの形で料金を負担する必要がありますが、フリーウェイ経理liteではそういったことがありません。
ただし、近年の会計ソフトでは銀行取引データやICカードとの連携(仕訳の自動入力)が基本機能となってきていますが、フリーウェイ経理liteではこうした機能を使うためには有料版を契約する必要があります。
(有料版は月額3,000円なので、普通のクラウド型ソフトと比較するとやや割高になります)
フリーウェイ経理Liteを使ってできること・機能
フリーウェイ経理Liteは、一般的な会計ソフトに必要な機能を網羅しています。
小規模な個人事業主の方や、法人企業の方であれば、フリーウェイ経理Liteだけで税務申告に必要な経理作業をすべて行うことが可能です。
日常的な経理処理はソフトへの入力作業で完了し、エラーチェック機能が付いているので便利です。
(消費税の課税区分入力や、税込経理と税抜き経理選択も可能です)
すでに別の会計ソフトを使ってデータ入力をしている場合も、その会計ソフトからデータをフリーウェイ経理Liteに取り込むことができますから、別の会計ソフトからの乗り換えを検討している方は活用しましょう。
具体的には、以下のような機能を利用することができます。
帳票印刷の機能
- 仕訳日記帳
- 総勘定元帳
- 補助元帳
- 全科目合計残高試算表
- 全科目月次損益計算書
- 全科目損益三期比較表
- 消費税課区税区チェック
- 消費税試算表
- 伝票印刷
グラフ関連の機能
- 企業分析レーダーチャート
- B/S構成図表
- 損益分岐図表
- 月別推移図表
- 月別三期比較図表
- 勘定式決算報告書
- 勘定式決算報告書(個人)
その他の機能
- 他の会計ソフトやExcelで入力したデータを取り込める
- バックアップデータを簡単に復帰できる
申告書作成は「フリーウェイ税務(無料ソフト)」との連動が可能
なお、フリーウェイ経理Liteには税務申告書を自動的に作成する機能はついていませんので注意してください。
ただし、フリーウェイ経理Liteは、こちらも無料で使える「フリーウェイ税務」と連動することが可能ですから、大きな問題は生じないと言えます。
フリーウェイ経理でより高度な機能を使うには有料版が必要
上ではフリーウェイ経理Liteの機能について解説いたしました。
以下では、フリーウェイ経理の無料版(Lite)と有料版(Pro)の違いについても見ておきましょう。
フリーウェイ経理は、無料版の機能だけでも必要十分ということができます。
しかし、会計データの推移表を見たり、資金繰り表を作成したりといった作業を利用するには、有料版の導入が必要となります。
有料版で利用できるようになる機能は、具体的には以下のようなものです。
有料版で利用できる帳票印刷関係の機能
- 補助簿集計表
- 月次補助簿集計表
- 合計残高試算表
- 前期比較試算表
- 月次損益計算書
- 損益三期比較表
- 経営分析表
- キャッシュフロー計算書
- 全科目月次損益計算書B4版
- 資金繰り帳票
有料版で利用できるグラフ関連の機能
- 月別推移図表
- 月別三期比較図表
有料版で利用できる決算書関連の機能
- 報告式決算報告書
- 前期比較決算報告書
- 個人前期比較表
有料版で利用できるその他の機能
- 銀行口座やクレジットカードの明細の自動仕訳
- 部門別の損益管理
- 工事データ管理
フリーウェイ経理liteはなぜ無料?
フリーウェイ経理liteは、「最低限の機能でOKなユーザーを無料版で取り込み、より便利な機能を使いたいユーザーに、やや料金の高い有料版に移行してもらう」という戦略で販促しているものと思われます。
「これから初めて個人事業主として確定申告のために会計ソフトを使う」という状況の方であればフリーウェイ経理liteの無料版で良いかもしれません。
一方で、従業員が数人以上いる企業や、経理作業にかける時間を少しでも少なくして効率化したいと考えている経営者の方であれば、もう少し高機能な会計ソフトを検討してみると良いかもしれません。
フリーウェイ経理liteの評判
フリーウェイ経理liteを実際に利用している方の評判としては、以下のようなものが多いです。
※「良い」と評価している口コミと、「悪い」と評価している口コミに分けてまとめてみましたので、参考にしてみてください。
フリーウェイ経理liteを「良い」と評価した口コミ
- 会計ソフトにまったくなれていない人でも使いやすい
- 初期費用も利用料も0円というのが画期的
- 無料で実際にパソコンに入れて試せるので安心感がある
- 永久に無料というのは他のソフトにない
何と言っても無料で導入できるのがフリーウェイ経理liteの優れている点です。
初めて会計ソフトを導入するので、どういうものなのか実際に触って確かめたいという方はフリーウェイ経理liteを使ってみると良いでしょう。
ただし、有料のソフトでも初月無料で使える会計ソフトは少なくありませんから、「お試しで無料で使ってみたい」という場合の選択肢はフリーウェイ経理liteに限られるわけではありません。
(ただし、フリーウェイ経理liteは無料期間が無制限ですので、この点は画期的といえます)
フリーウェイ経理liteを「悪い」と評価した口コミ
- 無料版は操作サポートがついていない
- 無料版は広告表示がある
- 最低限の機能しかついていない(自動仕訳ができない)
- 有料ソフトに比べるとインターフェイス(操作画面)が見辛い
- 2行以上になる仕訳が入力できない
- 前期との比較データなどの出力ができない
フリーウェイ経理liteは、良くも悪くも「無料で使えるクオリティ」ということを理解しておくと良いかもしれません。
仕訳入力についても「1つの取引を1つの仕訳で完了する」ということができません。
(諸口勘定を使って複数の仕訳を入力する必要があります)
操作画面についてもやや使いづらいという意見が見られました。
他の有料版会計ソフトを使ったことがあるという方や、経理作業に慣れているという方は物足りなく感じる部分が少なくないようです。
フリーウェイ経理の導入事例
フリーウェイ経理は、顧問先企業の経理作業を代行することが多い税理士事務所でも活用されています。
実際に導入している企業では、以下のような点をメリットに感じている人が多いようです。
- 作業画面がわかりやすく、初心者の入力スタッフでもスムーズに作業を覚えられた。
- 入力作業におけるタイムラグがほとんどなく、ストレスなく作業できる。
- データ入力がパソコンのテンキーのみで8割以上完結できるので、キーボード入力が苦手でも使いやすい。
- エクセル形式のデータでも取り込みができる。
- 入力画面を見ながら試算表を確認することができる。
フリーウェイ経理には、必要最低限の機能がわかりやすく搭載されていますので、会計ソフトを導入するのが初めてという方でも安心して利用することが可能です。
会計ソフトは大きく分けて2タイプ
以下では、会計ソフトの導入を初めて検討している方向けに、会計ソフトのおおまかな選び方を解説いたします。
会計ソフトは次の2タイプに分かれます。
- インストール型
- クラウド型
ごく大まかにいって、近年の会計ソフトはほとんどが2つ目の「クラウド型」に移行していると言えます。
以下では、それぞれのタイプの会計ソフトについて、メリットやデメリットを解説いたします。
インストール型の会計ソフト
インストール型の会計ソフトは、その名の通りパッケージで売られているパソコンソフトを、パソコンにインストールするタイプのものです。
従来のパソコンソフトと同じように、CDドライブにソフトを入れてインストールして…といった形で導入できますので、パソコン操作やインターネットの操作に抵抗がある方は使いやすいでしょう。
料金面では、インストール型ではソフトの料金を支払うことで利用を開始することができますが、その後もソフトのバージョンアップで追加料金が必要です。
(料金面ではインストール型とクラウド型で大きな差はないと考えておきましょう。いずれにしても年間1万円程度のコストは必要になります)
インストール型会計ソフトにはどんなものがある?
2019年現在では、以下のようなインストール型会計ソフトがあります(個人事業主向け)
- やよいの青色申告
- みんなの青色申告
- やるぞ!青色申告
- ツカエル青色申告
- Macの青色申告
なお、フリーウェイ経理liteも無料版はインストール型です。
(有料版は月額3,000円のクラウド型となります)
インストール型の良いところは、インターネット接続がない環境でも安定的にソフトが使えることと、比較的高性能なソフトが多いことです。
ただし、最近ではインターネット環境がないパソコンというのはちょっと考えにくいので、この点でのメリットは限定的でしょう。
また、会計ソフトは不必要に多くの機能がついていても結局使わない…というケースが非常に多いです。
「たくさん機能がついているものより、最低限の機能で良いから安いものを」と考えている方は、クラウド型を選択した方がメリットが大きいと思われます。
インストール型もバージョンアップ費用が必要
また、インストール型の会計ソフトは基本的に1回買い切りですが、税制改正が生じたような場合には、ソフトのバージョンアップに料金が発生することも注意しておきましょう。
特に、2019年10月以降は消費税の税率変更がある予定ですから、購入後にどのようなバージョンアップが必要になるのかについてはよく確認しておく必要があります。
クラウド型会計ソフト
一方で、クラウド会計ソフトは「毎月いくら」という形で利用料を支払うというものです。
インストール型とは異なり、パソコンにソフトを入れるという考え方ではなく、インターネット経由でソフトを利用するという形になります。
クラウド型はインストール型に比べて、導入のコストが安いことがメリットです(フリーウェイ経理liteのように最低限の機能であれば無料で使えるものもあります)
クラウド型会計ソフトにはどんなものがある?
クラウド型の会計ソフトでは、以下のようなものが有名です。
- 会計freee(月額980円〜)
- フリーウェイ経理(有料版:月額3,000円)
- マネーフォワードクラウド会計(月額3,980円〜)
- 弥生会計オンライン(年額費用26,000円〜)
数年前までは会計ソフトといえば「弥生会計・勘定奉行・マネーフォワードのどれか」というのが通念でした。
しかし、クラウド型の会計ソフトが主流になってきてからはさまざまなサービスが乱立している印象があります。
機能的にもどの会計ソフトの不足がないですから、各製品の無料版をいくつか実際に触ってみて、使い心地が良いものを選ぶという方法でも良いかもしれません。
クラウド型会計ソフトではバージョンアップが自動で行われる
クラウド型の会計ソフトでは、バージョンアップなどは自動で行われるのも使い勝手が良い点です。
税制改正などがあるたびにユーザー側が操作をする必要がないという点もメリットといえるでしょう。
複数デバイス・複数ユーザーでの利用が可能
クラウド型会計ソフトでは、複数のデバイス(パソコンやスマホなど)で連携して入力作業が行えます。
複数人で協力して経理作業を行なっている企業ではクラウド型の会計ソフトが使いやすいかもしれません。
料金の支払い忘れに注意
意外に見落としがちなポイントですが、クラウド型会計ソフトは、月額料金という形で利用料を支払うことになりますので、料金の支払い忘れなどがないように注意しておきましょう。
会計ソフトは企業が続いていく限り継続的に利用する必要がある設備ですので、料金の払い忘れなどがあるとデータの参照ができなくなってしまうなどの心配があります。
年払いなどの形で料金を支払うことも可能ですから、この点だけは注意しておきましょう。